自己承認感タマゴを育てる学びのコツ

絵と字:本田哲也
絵と字:本田哲也

  

(本稿は 資生堂社会福祉事業財団『世界の児童と母性 VOL.80|2016-10』p.24の補筆カラー版です)

  

元群馬大学教育学部大学院ゲスト講師

toBe塾 主宰 本田哲也

 

目次

 

Ⅰ.はじめに

Ⅱ.自己承認感タマゴとは

Ⅲ.「こべつ授業」ホウルディング

Ⅳ.自己承認感タマゴは自己肯定感を包摂する

 

〈注〉

 キーワード

 引用・参考文献

〈表1〉toBe塾の授業内容

「祝婚歌」(しゅくこんか)

〈表2〉toBe塾のルールと考え方

「塞翁が馬」(さいおうがうま)

 

 

Ⅰ.はじめに

 

 toBe塾(トゥービーじゅく)という学習フリースクールを主宰して30年になる本田哲也と申します。

 toBe塾には、6歳から60代まで、不登校生も登校生も、障害者も健常者も、さまざまな人たち(以下、塾生)が入塾されます。内容は英数国理社総の「こべつ授業」のみで、一般フリースクールが催す親の会も食事会やキャンプ等の行事もカウンセリングもおこないませんし会報も出しません。にもかかわらず、塾生の多くは、学力がアップするだけでなく、心身の健康度が増し、人間関係も豊かになり、自助力と共助力を高めて卒業します。

 卒業生の中には、高次脳機能障害を10年かけて克服し名門語学学校に進学した人や、東京大学を卒業して一般企業に就職した人、児童精神科医をめざして20代後半に医学部に入学した元不登校生もいれば、中学3年間の不登校を経て進学した高校の3年18歳で父親になり幸せな家庭を築いている人、中学高校での苛烈ないじめを乗り越えて国立大学歯学部卒の歯科医師になった人や、弁護士として不登校やいじめ問題に奔走する元不登校生もいます(toBe塾の卒業生100余名のうち、弁護士3名、医師2名、歯科医師3名、僧侶1名、保育園・幼稚園の副園長1名、看護士数名、社会人多数が、それぞれの職責を果たしつつあります)。

 なぜ、週にわずか3時間の「こべつ授業」で、自助力と共助力が増し、学力も健康も人間関係も、より良くなるのでしょうか。

 それは、塾生一人ひとりが「自己承認感タマゴ」をこころの中に育てたからだ、と私は考えています。

 以下、自己承認感タマゴを解説したあと、自己承認感タマゴの堅実な育ちを願って、toBe塾がおこなってきた学びのコツと、「自己承認感タマゴ」という言葉を創出した理由について述べてみたいと思います。

 

Ⅱ.自己承認感タマゴとは

 

  自己承認感とは、「独自性を有するこの自分は、この世界に存在し続けていてもよいのだ」と、自己の実存を主体的に承認する、静かな確信です。

 自己承認感は、生き抜く力の根源であり、自分の物語を生きる希望の源泉です。こころの中に自己承認感が育つにつれて、不登校やひきこもり、自己否定、希死念慮、鬱などから脱して、高校入試、高認(高等学校卒業程度認定試験)、大学入試や、各種の国家試験、就職活動、アルバイト、ボランティア活動など、さまざまな社会のシステムにチャレンジしようとする勇気とエネルギーが湧いてきます。

 私たち一人ひとりが主体的に、こころの中に自己承認感を育てるには、自己が「他者から承認されている」という実感と、「社会から承認されている」ことを証明する文書=エヴィデンス=の、二次元の「承認」が不可欠です。

 「他者からの承認」は、親や養育者に愛されて誉められ、教師や友達に認められる体験を重ねて、得られます。

 「社会からの承認」は、学校の試験や通知表が好成績だったり、高校、高認、大学や国家試験などの合格証書あるいは就業先の身分証明書などを実際に手にして、初めて得られます。

 自己承認感は、ニワトリの茹でタマゴをイメージすると、わかりやすいかもしれません。

 タマゴの殻は「社会からの承認」、白身は「他者からの承認」、黄身は「独自性」です。

 「独自性」とは、その人にしか為し得ないこと。私たち人間は万人が、一人ひとり異なる、その人のみが為し得ることを有しています。自己の「独自性」が何であるかを認識して、その「独自性」に自信と誇りを持つことが、人生のどん底から浮上して難局を突破する、最強の力になります。

 この広い宇宙の中で、時間的にも空間的にも唯一無二の、かけがえのないこの自分は、自分にしか為し得ない「独自性」を有している。そのような「独自性」という黄身と、「他者からの承認」という柔らかくて厚みのある白身と、「社会からの承認」という固くて薄い殻でできた三層構造の「自己承認感タマゴ」を、若者たち一人ひとりが主体的にこころの中に育てられるように支援することが、若者たちと関わる仕事に従事する私たち大人に課せられた責務であると考えながら、私は toBe塾を運営してきました。

 

Ⅲ.「こべつ授業」ホウルディング

本田哲也とtoBe塾卒生
本田哲也とtoBe塾卒生

 

 toBe塾は、東京都目黒区内の単身者向け賃貸1K小マンション1階6畳間のみが「教室」です。フローリング床に長さ210cmに私が改造した幅45cmの会議用テーブルが2列平行に並び、壁に1畳大の白板が固定してあります。

 塾生は、ドアフォンをピンポーンし、「トゥー(to)!」と言う私に「ビー(Be)!」と応えてから、厚さ3.5cm鋼鉄製の重いドアを開けます。半畳大の玄関で靴を脱ぎ、1畳大の廊下の流し台で入念に手を洗い、常備してある紙コップで「あ~、お~」と発声するうがい(インフルエンザ対策)を終えてから教室に入室後、所定の席に着きます。

 私は、塾生の「ビー(Be)」の声色、ドアを開ける勢い、うがいから着席までの様子をさりげなく観察します。元気そうなときは背丈の伸びや服やバッグを誉めたり、お家や学校などでの出来事を尋ねて、相槌を打ちます。元気がないときは、塾生の発する雰囲気を感じ取りながら、片手を上げて「やぁ~」と慎重に挨拶します。それから30分~3時間の「こべつ授業」を経て、帰りは toBe塾の外に一緒に出て、塾生の姿が見えなくなるまで見送ります。

 toBe塾という屋号には、“to be”「健康第一!」(本田訳)に生きてほしい、という toBe塾生たちへの願いを籠めています。これは「心身がそこそこ健康でさえあれば、人間は何とか生き抜くことができる」という私自身の58年間の体験と知人や toBe卒塾生たちの人生の観察に基づいています。

 toBe塾の仕事は、塾生が主体的に「自己承認感タマゴ」をこころの中に育てるのを支援することです。ドアフォンの「to !」から「こべつ授業」後の見送りまで、めざすは次の4点を統合した「ホウルディング」(ウィニコット)です。

 

(1)塾生が「他者からの承認」(私からの承認)を実感できる。

(2)成績アップと進学で「社会からの承認」(学校からの承認)を証明する文書が得られる。

(3)塾生が自己の「独自性」を認識できるように、塾生の「独自性の種子」と思われるものを賞賛する。

(4)言語と数学を介して、「自己」が他者・社会・世界・自然・地球・宇宙とリンクしていることを感得できる。

 

 そこで、通常は、英語と数学を中心に、各単元の根幹を成す最重要エッセンスを、可能な限りシンプルに構造化して、白板や方眼紙で、意味や考え方と解き方を交互に伝えます〈表1〉toBe塾の授業内容

 その3原則は「全体像」「一貫性」「根幹のみ」です。

 

(A)各教科の全体像を授業中に毎回伝える。

(B)小学1年から大学院卒業まで、意味や考え方と解き方の基本原理が一貫している。

(C)根幹のみを教える。枝と葉および花や果実は教えない。

 

 各種のコーチと学校教師の責務は「初心者と生徒が自主トレや独習ができる地点まで導く」ことです。

 たとえば英語力の根幹は「述語を見抜く力」のみです。そこで述語を見抜く力が伸びるように、小中高大の16年間、can や will など約10単語、on や with など約30単語、if や when など約20単語、合計わずか約60単語の使われ方に習熟できるように塾生を導きます。これだけで、英語の枝の文法力も葉の語彙力も、花や果実の聴く力・話す力・読む力・書く力も、生徒たち一人ひとりが自力で伸ばすことを楽しめるようになります。

 中学高校の中間期末試験の直前3週間は、学校の成績アップを目的に(社会からの承認を得るために)、理科と社会科と国語その他の授業にも時間を割きます。試験範囲の内容を端緒に、塾生の実存が地球の誕生から人類の歴史と環境まで密に連鎖していることを納得できるのではないかと思われる説明や解説も織り交ぜます〈表1〉toBe塾の授業内容

 授業中に出てくる塾生からの質問や独り言のような呟きには、耳を澄まし目を凝らして、その瞬間に、私の知力の限りを尽くして全力で丁寧に応答します。質の高い質問には「知力の最高峰は問いを立てる力!疑問を言語化する力!」と誉め讃えます。塾生が寡黙なときは、目と表情を観察し雰囲気を察知して、私の説明を理解しているかどうかを推察します。私が即答できない質問には「来週までに調べて、考えてくるね。これは私の宿題」と応じて、翌週、「ここまでは解けたけど、その先が私には分からなかった。ごめんなさい」等と正直に述べます。

 続いて、説明内容をめぐる塾生との対話とアイコンタクトがしばし続き、塾生が私の説明を概ね理解したと判断できたら、塾生に配布したオリジナルのプリントや問題集の問題を解くように指示し、私はノート上に問題を解いてゆく塾生の鉛筆の先端の動きを凝視します。英語の a, an, s, es、数学のマイナス記号 - の有無、2乗と2倍の弁別などは、誰もが間違うポイントなので、注視していることが肝要です(このとき用いるのが「上下逆さ文字」のスキル。文末の〈注〉参照)。

 こうした「対話と注視」によって、塾生の理解度と習熟度を一瞬一瞬キャッチし、全身の皮膚をセンサーにして塾生の脳内コンディションを観取し続けます。そして、塾生と呼吸を合わせ、間合いをはかりながら、理解が正しく正答のときは満面の笑みでVサイン。ときに頭を撫でながら「いいね!」「優秀だね~」と誉めながら大きな花丸を描きます。誤答や理解が曖昧なときは、穏やかな口調で再説明したり別の考え方を伝えてみたあと、間違えた問題を再度その場で解かせます。理解十分のケアレスミスには、驚き顔、困り顔、渋い顔などで駄目出しして、やはり再度その場で同じ問題を解かせます。 

toBe塾卒生のお子さん
toBe塾卒生のお子さん

 勉強以外にも「字が綺麗!」「手先、器用だね~」 「この落書き、上手!」「ファッションセンスいいよね」…等、「これはこの子の独自性の種子」と感じられた瞬間に、その都度、賞賛します。笑いが取れる、場の雰囲気を和ませる、教室内の小物や本の配置換えに常に気づく…など、私には及びもつかない塾生一人ひとりの独自性の種子に感動しながら「凄いなぁ…」と感嘆し、その場で私の気持ちを言葉にして塾生に伝えます。

 授業の合間も、「センセーあのね~」で始まる塾生の様々なお話……進路の不安、友達や親や先生との間に起きたムカついたことや嬉しかったこと……に真剣に耳を傾け、相鎚を打ち、感想や意見を慎重に述べます。

 また、塾生が私をお気軽に弄ったり批判することも、それとなく奨励しています。私に対する塾生からの意見や叱責が正当なら素直に謝罪や反省を口にします。不当なら柔らかく反論します。こうした大人との対等の話し合いを通じて、自由と平等のセンスを身に付けた、自律的で成熟した責任ある市民=パブリック・シチズン(public citizen)へと塾生が育つことを願っています。ときおり生じる私の腹立ちや動揺は、アマチュア転移解釈などで切り抜けるように心掛けています。

 学校教師の力量は、授業と試験問題と宿題の3つに顕現します。toBe塾は授業と試験が一体化しているため、試験問題を作成することはありませんが、宿題は出します。中学高校レベルの英語と数学は9割がスキルなので「toBe塾で解いたのと同一の問題を数日おきに6回以上、反復する」のが宿題。非スキルの国語・理科・社会科は「ファイブ・レポート」〈表1〉toBe塾の授業内容 を週1本提出するのが宿題です。toBe塾で学んだことを親しい友達に伝えることも奨励しています。

 こうした「こべつ授業」を半年も続けていると、塾生と私との間に「実存の相互承認」と呼びたくなる、穏やかで温かな相互リスペクトの身体感覚が生じてきます。何かが出来る出来ないとかはどうでもよくなって、「貴方がただ其処に存在していてくださることが嬉しい」的な感覚です。新婚夫婦に贈られた詩人・吉野弘の「祝婚歌」(しゅくこんか)から立ちのぼる愛情の空気感にも似た、厳しくて甘い、「相互ホウルディング」の喜びです。私は塾生の自己承認感タマゴの育ち具合を、私の身体に生じる「実存の相互承認」の生理的感覚を頼りに推量しているような気がします。

 toBe塾「こべつ授業」の構造は、塾生と私と授業内容の三項関係です。それは、二等辺三角形の頂点にある授業内容を、右底角にいる塾生と左底角の私が、「難しいねぇ」「面白いなぁ」などと呟きながら、隣り合って一緒に眺めているようなイメージです。同一の塾生でも、お月見が連想される静かな授業のときもあれば、花火大会のように華やかで賑やかな授業になることもあります。

 toBe開塾以来、留意してきたのは、2歳児にも尊敬できる人が居るという真実と、教師より優秀な生徒は眼前にたくさん居るという事実を見失わないことです。そして、toBe塾生・親御様と卒業生に支えられてきたのは私自身であることを片時も忘れないことです。一貫して心がけてきたのは、私自身の知的活性化。私が人間と社会と自然に好奇心を持ち続けていることが、結果的に、塾生の「自己承認感タマゴ」の育ちを促すことにつながるのではないかと感じています。toBe塾内の壁面は増殖し続ける英語と日本語の本で埋め尽くされ、授業中は独自に編集したBGM、グレゴリオ聖歌からスティーブ・ライヒにいたる500年間のクラシック2,000時間が古楽を中心に静かに流れています。

 toBe塾では、すべての入塾希望者と約90分間の親子入塾面談(準インテーク面接)をおこないます。その中心は「独自性」(本稿 II. にて前述)の解説です。「toBe塾のルールと考え方」〈表2〉の概略も説明し、身長を計測して教室内の柱に目印と日付を記入して、toBe入塾面談は終了します。その後、塾生は毎週のように身長の伸びを自分で測っては私と共に喜び合いながら、数ヶ月から数年の通塾を経て、約5分間の卒業式を迎えます。

 その間ずっと、「toBe塾のルールと考え方」〈表2〉にある学力観、人間観、受験観、人生観などを折に触れて塾生に伝え続けます。それらと入塾面談は、塾生にとって「枠付け法」(中井久夫)として機能し、塾生がゆったりじっくり自己承認感タマゴを育てることができるようになるための必要条件であると考えています。

 toBe塾を私が開業したのは「困っている人の味方をしたい」という動機からでした。

 自分の病気や貧困の体験から「困難を抱える人を支える職業に就きたい」とは思ってはいたものの、医師になる知力も学校教師や福祉士を続ける体力もありません。暗中模索のまま、実家への仕送りと大学の学費を稼ぐために高給の進学塾講師と家庭教師の授業を毎晩続けるうちに、文部科学省も教職員組合も大学も民間も、《こべつ教授学》は研究蓄積が皆無に等しいことに気づきました。

 未開拓分野の研究開発ができる、それが勉強に困っている人を支える、年収300万円=月収25万円近く確保できそうなので教室の家賃15万円は毎月支払えるだろう。教育学のトーナメントプロとしては三流以下でも、レッスンプロとしてなら第一線で活躍できるかもしれない。1980年代の東京シューレや自由の森学園、中曽根臨教審への対抗意識もあって、臨床心理士の妻の後押しで、28歳末に開塾に至りました。 

 

Ⅳ.自己承認感タマゴは自己肯定感を包摂する

自己承認感タマゴは自己肯定感を包摂する
自己承認感タマゴは自己肯定感を包摂する

 

 「自己承認感タマゴ」という概念を私が創出した理由は、「自己肯定感」という言葉の不全でした。

 「自己肯定感」は、文部科学省や内閣府の公文書で使われますし、新聞やテレビ、学校教育、心理臨床や精神医療、福祉などの現場と書籍、論文・論考で用いられます。とりわけ不登校の文脈では多用されます。

 しかし「自己肯定感」では、不登校生が学校の勉強や受験勉強に励もうとする理由を説明することができません。不健康だった登校生が成績上昇や入試合格で心身の健康度がアップするメカニズムも解明できません。若者たちからしばしば発せられる「なぜ勉強しなければならないの?」「なんで学校があるの?」という素朴で真摯で切実な問いにも、「自己肯定感」から若者たちが納得できる答えを導き出すことは不可能です。

 その主因は、「自己肯定感」という言葉の中に「社会」の概念が含まれていないからではないか。若者たちにとっては「学校」イコール「社会」なのですから、「社会」を含まない「自己肯定感」では、若者たちに勉強する理由も学校へ行く意味・休む意味も説明できないのは当然の帰結なのかもしれません。

 toBe塾に通う不登校や発達障害、学業不振の若者たちが抱えてきた生き辛さをわずかでも軽減するために、「社会」を含意し「自己肯定感」を包摂する概念を渉猟し続けた末に辿り着いたのがヘーゲル『精神現象学』でした。「承認」という鍵概念で、「自己」「他者」そして「社会」をビルドゥングス・ロマン(近代人の自我形成の物語)として動的構造化した哲学の大著です。これをベースに据え、「自己」の主成分であろう「独自性」(ライプニッツ『単子論』に由来)をコアにして可視化したのが「自己承認感タマゴ」です。 

 行政もメディアも研究者も現場人も、「自己肯定感」にかわって「自己承認感タマゴ」か「自己承認感」を頻用するようになれば、社会からの承認も他者からの承認も希薄になりがちな不登校、ひきこもり、学業不振、発達障害、LGBT、大病、失業、離婚、貧困などの体験者は、ほんのすこし、生き抜くのが楽になるかもしれません。

 

〈注〉

 

● ヘーゲル『精神現象学』(1807年)の真義は、その難解さゆえに各方面から誤解されてきた。哲学の素人がいきなり挑むと挫折するか誤読する。私は「承認」にフォーカスしながら、(1)西研「ヘーゲル『精神現象学』」と『ヘーゲル・大人のなりかた』で、「成長物語」として『精神現象学』を解読する勘をつかみ、哲学史全体の中での位置づけを把握したあと、(2)竹田青嗣・西研『超解読!はじめてのヘーゲル『精神現象学』』 (3)同『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』 (4)金子武蔵訳 ヘーゲル『精神の現象学』の順に読み進めて理解を深めた。

 

●「独自性」の由来は、ライプニッツ『単子論』(1714年)。遠山啓『かけがえのない、この自分』の「不可識別者同一の原理」の解釈を私が翻案した。SMAP『世界に一つだけの花』も無着成恭『人それぞれに花あり』も「独自性」も、ほぼ同じものをイメージしていると思われる。

 

●ウィニコットの「ホウルディング Holding」を、ヘーゲルの「承認」および「自己」「他者」「社会」で、哲学的・精神医学的に深化させる研究者が現れることを期待したい。

 

●「自己(セルフ)と人格」「世界」の深層は、中井久夫『統合失調症をたどる』ラグーナ出版 が分かりやすい。

 

● オリンピックとノーベル賞は、人類が発明した世界的な「社会からの承認」システムの代表格と捉えることもできるかもしれない。村上春樹『村上さんのところ』「#2468 この国では、どこかのちゃんとした組織に属していないと、社会的に信用されないみたいです」は、私たちが「社会からの承認」を渇望する根拠の指摘とも解釈できよう。

 

● 吉野弘「祝婚歌」(しゅくこんか)は、二者関係の奥義の詩。「二人」を「師弟」「親子」に読み替えれば、至福の教育論。ネット『NHKクローズアップ現代 吉野弘』が詳述。

 

● 中国『淮南子(えなんじ)』の「塞翁が馬」(さいおうがうま)は、生き抜く極意の故事。原文、書き下し文、解説は、ネット『故事成語で見る中国史 (7) 塞翁が馬』が詳しい。

 

● 生徒と横並びではなく対面で「こべつ授業」を進める鍵は、教師からは上下逆さに見える生徒のノートの文字や数式を右から左へ素早く正確に読み取るスキルと、生徒のノートや白紙に上下逆さの文字や数式を記述するスキル。

 

 

キーワード:自己承認感タマゴ

 自己承認感タマゴは、自己肯定感を包摂する概念として、ライプニッツ『単子論』をコアに、ヘーゲル『精神現象学』をベースに据えて案出した本田の造語。

 自己承認感とは、「独自性を有するこの自分は、この世界に存在し続けていてもよいのだ」と、自己の実存を主体的に承認する、静かな確信である。

 自己承認感を育てるには、「社会から承認されている」ことを証明する文書と、「他者から承認されている」という自己の実感の、二次元の「承認」が不可欠である。

 「独自性」とは、その人のみが為し得ること。「独自性」への自信と誇りが、人生の難局を突破する力の源泉となる。自己承認感は、ゆでタマゴをイメージして、殻=「社会からの承認」、白身=「他者からの承認」、黄身=「独自性」からなる三層構造と考えると、わかりやすいかもしれない。

 自己承認感タマゴがこころの中に育つにつれて、自助力と共助力が増し、健康度も人間関係も社会関係も、より良くなる。

 自己承認感タマゴは、社会からの承認も他者からの承認も希薄になりがちな不登校、ひきこもり、学業不振、発達障害、 LGBT、大病、失業、離婚、貧困などの体験者には、容易に認識されるだろう。

 のちに、自己承認感タマゴは、十分に育つと、意識するのが難しくなる。それは「幸せである」証しかもしれない。

 

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引用・参考文献

◇ ヘーゲル(1807)『精神の現象学』金子武蔵訳(1973)岩波書店

◇ 西研(2014)「ヘーゲル『精神現象学』」『別冊NHK100分de名著「幸せ」について考えよう』NHK出版

◇ 西研(1995)『ヘーゲル・大人のなりかた』NHKブックス

◇ 竹田青嗣・西研(2010)『超解読!はじめてのヘーゲル『精神現象学』講談社現代新書

◇ 竹田青嗣・西研(2007)『完全解読 ヘーゲル『精神現象学』講談社選書メチエ

◇ 井崎正敏(2008)『〈考える〉とはどういうことか』洋泉社

◇ 遠山啓(1974)『かけがえのない、この自分』太郎次郎社

◇ ライプニッツ(1714)『単子論』河野与一訳(1951)岩波文庫

◇ バルカ訳(2009)「塞翁が馬」『故事成語で見る中国史(7)』http://melma.com/backnumber_43686_1457632/

 

◇ ウィニコット(1963)『情緒発達の精神分析理論』牛島定信訳(1977)岩崎学術出版

◇ 中井久夫(1974)「枠付け法」山中康裕編『中井久夫著作集別巻1H・NAKAI風景構成法』岩崎学術出版社

◇ 神田橋條治(1990)『精神療法面接のコツ』岩崎学術出版

◇ 滝川一廣(2012)『学校へ行く意味・休む意味…不登校ってなんだろう?』日本図書センター

◇ 滝川一廣(2013)『子どものそだちとその臨床』日本評論社

 

◇ コメニウス(1657)『大教授学』鈴木秀勇訳(1962)明治図書

◇ パウロ・フレイレ(1982)『伝達か対話か…関係変革の教育学』亜紀書房

◇ 結城忠(2007)『生徒の法的地位』教育開発研究所

◇ 桑田昭三(1995)『よみがえれ、偏差値』ネスコ

◇ 本田哲也(1989)『受験の心得』toBe塾ホームページ

◇ 本田哲也(1983)「だれも書かなかったオチンチンの話」『現代教育実践文庫 「性」と「生」の授業』太郎次郎社

◇ 本田哲也 共著(1985)『子供!174 人インタビュー』晶文社

◇ 本田哲也 共著(1986)『子どもおもしろ新聞プルプル全12巻』ポプラ社

◇ 本田哲也(2010)「塾から自己承認感がはぐくまれる」『そだちの科学 14』日本評論社

◇ 吉野弘(2003)『二人が睦まじくいるためには』童話屋

 

◇ Stewart,I(2013)『世界を変えた17の方程式』SBcreative

◇ 板倉聖宣(1983)『たのしい授業 創刊0号〈授業書・地球〉』仮説社

◇ 海部・杉山・佐々木(2008)『新訂 物質環境科学 II ―宇宙・自然システムと人類』放送大学教育振興会

◇ Dawkins,R(2006) The Selfish Gene. Oxford Univ. Press.

◇ DVD出渕裕(2012)『宇宙戦艦ヤマト2199』バンダイビジュアル

 

◇ NHK テキスト(2015)『テレビでアラビア語』NHK出版

◇ 細江逸記(1926)『英文法汎論』泰文堂

◇ Onions, C(1904) An Advanced English Syntax Based On the Principles & Requirements of the Grammatical Society. Swan Sonnenschein.

◇ 本田哲也(1981)「She English study. ...家庭教師の立場から」『現代教育実践文庫 日本人にとっての英語教育』太郎次郎社

◇ 本田哲也(1997)『英語読解ルウレ』メディアファクトリー

◇ 本田哲也(2007)『英文法ゲーム104』メディアファクトリー

◇ 本田哲也(2014)『中高生の東大英語』toBe塾ホームページ

◇ 本田哲也(2014)『英語の述語を見抜くノート』toBe塾ホームページ

 

◇ 矢部宏治(2014)『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』集英社インターナショナル

◇ 池澤夏樹「主権回復のために」朝日新聞2015/4/7

◇ 白井春男(1988)『人間の歴史1地球の歴史』『同7近代社会』『同8現代社会1』授業を創る社

◇ 久津見宣子(1988)『人間ってすごいね先生』授業を創る社

◇ Samuels,R(2016)『3.11 震災は日本を変えたのか』英治出版

◇ Diamond, J(1997) GUNS, GERMS, AND STEEL. NORTON.

◇ DVD(2011)『銃・病原菌・鉄』National Geographic

◇ NHK大河ドラマ(1977)『花神』NHKスクエア

 

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〈表1〉toBe塾の授業内容

toBe塾では、社会からの承認を得る力が日本一強い東京大学の入試問題を解析して抽出したエッセンスと、独自に見出した小中高/英数国理社の根幹を、塾生の学習能力に応じて伝えている。以下はその一部。

 

【英語】

 

* 英語の全体像は英語7大特徴:一語多品詞(下記)、語順で意思表示、主語が不可欠・困ると it、時間構造が単線的、せっかち(例: There is ~. No ~.)、数えられないか1個か2個以上かにこだわる、自己チュー(I am ~.)

 

・「述語」を見抜く力が英語力の根幹。述語を見抜く60語(本文)の使われ方に習熟させるだけでよい。

・英語力を堅実に伸ばすには、「~。」「~か?」「~ない。」の転換練習でシンタックス(統語法)の基本を習得した後、一文章ごとの構造分析とガチ直訳記述で精読力を培う。その後は

ディクテーション(聴写)で聴解力と速読力は独力で伸ばせる。

・英語嫌いを生む元凶は文法用語の濫用(難関系は3,000語以上)。toBe塾は次の8語しか使わない:

 述語、can など、on など、if など、文、一文章、過去分詞、動詞ゥタダ(語意の末音がゥ、タ、ダの単語。例:得るゥ、得タ、学んダ)

・塾生の単語の意味調べは禁止。全ての語意を予め伝えるのが英語教師の最低限の責務。英語は一語多品詞で、文脈から品詞を確定できる英語力は英検準1級以上ゆえ。例:cat [動詞]ナンパする、dog [動詞]尾行する... etc.

・to 動詞を見た瞬間に「タメニ、タメノ、コト、シテ」と呟き4択。例:to eat「食べるタメニ、食べるタメノ、食べるコト、 食べテ」

・be 過去分詞2択「れる、れた」

・have 過去分詞4択「したことがある・してしまった・ずっと~している・したところだ」

・that 4択「ざっとアレ・コト・訳さない・トイウ」

・it 4択「いっとソレ・コト・訳さない・強調」

・ing 3択「いんぐテイル・ コト・省略」

 

【数学】

 

* 数学の全体像は方程式・関数・図形・その他の4本柱。

* 方程式の全体像は天秤。計算は筆算で。

* 関数の全体像はブラックボックス。座標とグラフのルールを初回授業で理解させる。微分は接線の傾き、積分は面積。

 

・十進法も分数も平方根も導入は正方形で。

・量の分数に習熟してから比の分数へ。

・代入は、まず記号をすべて( )に書き換えさせて、次に数値を( )内に記入させる。

・sin とは x 軸からの高さ、cos とは原点からの横幅。

・単位の換算は1立方センチメートルの実物を紙で作らせ、水で満たした重さを1グラムと定めたのはナポレオンと伝え、ナポレオンを1分間で解説後、1立方メートルの実物を模造紙で作り、この中に1立方センチメートルが何個入るか、計算方法を白板で説明して重さを問う(答え:百万個。1トン)

 

【国語】

 

* 国語の全体像は、文字系(読む、書く)と、確かめ合い系(聴く、話す)の2系

 

・文字(物語、論考、新聞記事等)を一緒に読み、その内容について塾生と私が互いの読みと考えや気持ちを語り合い、確かめ合ったあと、塾生は次の「ファイブ・レポート」へ文字化する。

 

1事実の要約 2自分にとっての新情報 3自分の意見、批判、提案、改善案 4自分の気持ち:嬉しかった、悲しかった、腹が立った、驚いた… 5自分にとっての謎、疑問、質問

 

これを塾生が毎週提出、それに本田がコメント。「1事実の要約」以外の4項目すべて「自分の~」ゆえ、ファイブ・レポートに励むと主体的に思索する力が鍛えられ、結果的に国語の得点力と小論文の執筆力がアップする。なかでも大事なのが「5自分にとっての謎、疑問、質問」。「問いを立てる力」が伸びる。

 

【社会科】

 

* 地理の全体像は地球儀。地理と世界史は地球儀の日本列島のサイズを小指で計測、小指を各地の上に置いてサイズ 比を実感させつつ授業を進める。

 

* 人類史の全体像は3区分:1狩猟と採集の時代 2農耕と牧畜の時代 3大量生産の時代。ロープ10メートルを toBe塾の屋外で伸ばし、それぞれの長さ比を白板上の直線1メートルで問う(狩猟採集700万年、農耕牧畜1万年、大量生産250年の合計を1メートルに換算、それぞれ何センチメートルか問う)。

・1500 年頃(1493年)コロンブスから植民地主義で現在の IS=Islamic State へ。

・1650 年頃(1648年)ウェストファリア条約(ヴェストファーレン条約)で生まれた「国民国家」(国民、主権、 領土)の概念が現代社会の諸問題を自力で考察するキーワード。

 

* 日本史の全体像は4区分/トップ:1大化改新以前/豪族 2大化改新から平安時代約550 年/天皇 3鎌倉時代から江戸時代約650年/武士 4明治時代から現在まで約150年/天皇。

・日本史理解の鍵は寺と神社の区別。寺はインドの仏陀を、 神社は日本固有の神々を祀る。

 

* 政治の全体像は日米関係:戦後ずっと日本はアメリカの属国、日本国憲法の上位法が日米安全保障条約。

・戦後日本人の課題は連立6元方程式{ u アメリカ,v 天皇,w 日本国憲法,x オキナワ,y フクシマ、z 国防}を解くこと。

 

【理科】

 

* 理科の全体像は化学、物理、生物、地学の4領域

・宇宙は138 億歳、地球は 46 億歳。月は地球の片割れ、地球自転のバランス物。

・地球を千万分の一に縮めた直径127cmの円盤を青い模造紙で作り、世界一高い山、世界一深い海が何cmに相当するか等を問う(答え: 0.1cm)

・水は隕石から、子どもの体重は70%が水。酸素と水素が反応して水と電気、メカニズム未解明も燃料電池車へ。

・生命の源も隕石から。微生物(利己的な遺伝子)と炭素・窒素が地底と陸と海と大気を循環し、動植物が互いに生かし生かされ合っている。

 

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祝婚歌

二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったり ゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら

生きていることのなつかしさに

ふと 胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい

 

「祝婚歌」しゅくこんか 吉野弘

 

 

〈表2〉toBe塾のルールと考え方

1.「頭がいい」「頭が悪い」という言葉を使わない。

2.競争しない。自分のペースで! 自分は自分。他人と自分を比べない。

3.人と物を大切にする。弱い者イジメをしない。物を粗末にしない。

 

▽「頭がいい」「頭が悪い」の使用は厳禁。試験の3条件は1制限時間 2減点法 3出題範囲既定だが、人間の多種多様な能力は試験で点数化できるほど貧小ではないため。

 成績や偏差値の高低で人や学校を「頭がいい」「頭が悪い」と言いそうになったら、「勉強が得意」「数学が苦手」などと言い替えよ。この言い替え努力が、人間を観る物差しを多元化し、他者と自己の「独自性」を把握する感度を高める。

▽試験の3D得点力は、記銘力・記憶力・理解力。

▽学習の機能3分類は、資格学習・創造学習・護身学習(学校と受験の勉強は資格学習)。

▽学習の内容3分類は、術・学・観。

▽認識と外国語習得の3D方法論は、体験と音声と文字。

▽勉強の理由は、必要性か好奇心か競争心。

▽勉強・スポーツ・音楽の3D物差し2種は、{分かる・出来る・楽しい}と{素質・努力・本気}。

▽偏差値は高校数学の一公式、偏差値50が平均点、基は大数の法則。

▽中学受験勉強は大学受験に有害。

▽高校生は校内席次が上位5割以内なら学習意欲を保てる。

▽精神発達の2D物差しは、関係(社会性)の発達・認識(理解)の発達。

▽人間には無限の可能性は無い。人間には計り知れない可能性が有る。

▽人間の知力を観る3D物差しは、スマート・ワイズ・人徳度。

▽近現代人の2大欲望は「あいつよりも」と「もっと、もっと」。

▽人間は善と悪の混交体。

▽教育は善と悪の混交態。

▽人類史の3D推進力は、技術・思想・物語。

▽生きる意味・人生の目的は、愛と仕事と遊び。

▽生き抜く5条件は、友達と師匠と夢とお金と健康。

▽成功の3条件は天地人、天の時・地の利・人の和。

人生すべて「塞翁が馬(さいおうがうま)。登校も不登校も、合格も不合格も、就職も失業も、結婚も離婚も、何が災いして何が幸いするかは、後になってみなければ分からない。

 

 

塞翁が馬(さいおうがうま)

辺境の砦(とりで)の近くに、占いの術に長(た)けた者がいた。

ある時その人の馬が、どうしたことか北方の異民族の地へと逃げ出してしまった。

人々が慰めると、その人は「これがどうして福とならないと言えようか」と言った。

数ヶ月たった頃、その馬が異民族の地から駿馬を引き連れて帰って来た。

人々がお祝いを言うと、その人は「これがどうして禍(わざわい)をもたらさないと言えようか」と言った。

やがてその人の家には、良馬が増えた。

その人の子供は乗馬を好むようになったが、馬から落ちて股(もも)の骨を折ってしまった。

人々がお見舞いを述べると、その人は言った。「これがどうして福をもたらさないと言えよう」

一年が過ぎる頃、砦に異民族が攻め寄せて来た。

成人している男子は弓を引いて戦い、砦のそばに住んでいた者は、十人のうち九人までが戦死してしまった。

その人の息子は足が不自由だったために戦争に駆り出されずにすみ、父とともに生きながらえる事ができた。

このように、服は禍となり、禍は福になるという変化は深淵で、見極める事はできないのである。

 

 

(以上は、資生堂社会福祉事業財団『世界の児童と母性 80号』p.24の補筆カラー版です)

 

 

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