〈表1〉toBe塾の授業内容

本田哲也とtoBe塾卒生
本田哲也とtoBe塾卒生

(資生堂社会福祉事業財団『世界の児童と母性80号』「自己承認感タマゴを育てる学びのコツ」本文より)

 

toBe塾では、社会制度からの承認を得る力が日本一強い東京大学の入試問題を解析して抽出したエッセンスと、独自に見出した小中高/英数国理社の根幹を、塾生の学習能力に応じて伝えている。以下はその一部。

 

【英語】

 

* 英語の全体像は英語7大特徴:一語多品詞(下記)、語順で意思表示、主語が不可欠・困ると it、時間構造が単線的、せっかち(例: There is ~. No ~.)、数えられないか1個か2個以上かにこだわる、自己チュー(I am ~.)

 

・「述語」を見抜く力が英語力の根幹。述語を見抜く60語(本文)の使われ方に習熟させるだけでよい。

・英語力を堅実に伸ばすには、「~。」「~か?」「~ない。」の転換練習でシンタックス(統語法)の基本を習得した後、一文章ごとの構造分析とガチ直訳記述で精読力を培う。その後は

ディクテーション(聴写)で聴解力と速読力は独力で伸ばせる。

・英語嫌いを生む元凶は文法用語の濫用(難関系は3,000語以上)。toBe塾は次の8語しか使わない:

 述語、can など、on など、if など、文、一文章、過去分詞、動詞ゥタダ(語意の末音がゥ、タ、ダの単語。例:得るゥ、得タ、学んダ)

・塾生の単語の意味調べは禁止。全ての語意を予め伝えるのが英語教師の最低限の責務。英語は一語多品詞で、文脈から品詞を確定できる英語力は英検準1級以上ゆえ。例:cat [動詞]ナンパする、dog [動詞]尾行する... etc.

・to 動詞を見た瞬間に「タメニ、タメノ、コト、シテ」と呟き4択。例:to eat「食べるタメニ、食べるタメノ、食べるコト、 食べテ」

・be 過去分詞2択「れる、れた」

・have 過去分詞4択「したことがある・してしまった・ずっと~している・したところだ」

・that 4択「ざっとアレ・コト・訳さない・トイウ」

・it 4択「いっとソレ・コト・訳さない・強調」

・ing 3択「いんぐテイル・ コト・省略」

 

 

【数学】

 

* 数学の全体像は方程式・関数・図形・その他の4本柱。

* 方程式の全体像は天秤。計算は筆算で。

* 関数の全体像はブラックボックス。座標とグラフのルールを初回授業で理解させる。微分は接線の傾き、積分は面積。

 

・十進法も分数も平方根も導入は正方形で。

・量の分数に習熟してから比の分数へ。

・代入は、まず記号をすべて( )に書き換えさせて、次に数値を( )内に記入させる。

・sin とは x 軸からの高さ、cos とは原点からの横幅。

・単位の換算は1立方センチメートルの実物を紙で作らせ、水で満たした重さを1グラムと定めたのはナポレオンと伝え、ナポレオンを1分間で解説後、1立方メートルの実物を模造紙で作り、この中に1立方センチメートルが何個入るか、計算方法を白板で説明して重さを問う(答え:百万個。1トン)

 

 

【国語】

 

* 国語の全体像は、文字系(読む、書く)と、確かめ合い系(聴く、話す)の2系

 

・文字(物語、論考、新聞記事等)を一緒に読み、その内容について塾生と私が互いの読みと考えや気持ちを語り合い、確かめ合ったあと、塾生は次の「ファイブ・レポート」へ文字化する。

 

1事実の要約 2自分にとっての新情報 3自分の意見、批判、提案、改善案 4自分の気持ち:嬉しかった、悲しかった、腹が立った、驚いた… 5自分にとっての謎、疑問、質問

 

これを塾生が毎週提出、それに本田がコメント。「1事実の要約」以外の4項目すべて「自分の~」ゆえ、ファイブ・レポートに励むと主体的に思索する力が鍛えられ、結果的に国語の得点力と小論文の執筆力がアップする。なかでも大事なのが「5自分にとっての謎、疑問、質問」。「問いを立てる力」が伸びる。

 

 

【社会科】

 

* 地理の全体像は地球儀。地理と世界史は地球儀の日本列島のサイズを小指で計測、小指を各地の上に置いてサイズ 比を実感させつつ授業を進める。

 

* 人類史の全体像は3区分:1狩猟と採集の時代 2農耕と牧畜の時代 3大量生産の時代。ロープ10メートルを toBe塾の屋外で伸ばし、それぞれの長さ比を白板上の直線1メートルで問う(狩猟採集700万年、農耕牧畜1万年、大量生産250年の合計を1メートルに換算、それぞれ何センチメートルか問う)。

・1500 年頃(1493年)コロンブスから植民地主義で現在の IS=Islamic State へ。

・1650 年頃(1648年)ウェストファリア条約(ヴェストファーレン条約)で生まれた「国民国家」(国民、主権、 領土)の概念が現代社会の諸問題を自力で考察するキーワード。

 

* 日本史の全体像は4区分/トップ:1大化改新以前/豪族 2大化改新から平安時代約550 年/天皇 3鎌倉時代から江戸時代約650年/武士 4明治時代から現在まで約150年/天皇。

・日本史理解の鍵は寺と神社の区別。寺はインドの仏陀を、 神社は日本固有の神々を祀る。

 

* 政治の全体像は日米関係:戦後ずっと日本はアメリカの属国、日本国憲法の上位法が日米安全保障条約。

・戦後日本人の課題は連立6元方程式{ u アメリカ,v 天皇,w 日本国憲法,x オキナワ,y フクシマ、z 国防}を解くこと。

 

 

【理科】

 

* 理科の全体像は化学、物理、生物、地学の4領域

・宇宙は138 億歳、地球は 46 億歳。月は地球の片割れ、地球自転のバランス物。

・地球を千万分の一に縮めた直径127cmの円盤を青い模造紙で作り、世界一高い山、世界一深い海が何cmに相当するか等を問う(答え: 0.1cm)

・水は隕石から、子どもの体重は70%が水。酸素と水素が反応して水と電気、メカニズム未解明も燃料電池車へ。

・生命の源も隕石から。微生物(利己的な遺伝子)と炭素・窒素が地底と陸と海と大気を循環し、動植物が互いに生かし生かされ合っている。

 

 

 

  

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